単なる知識のインプットではなく、考え、自分の言葉で伝え、行動した3週間の研修でした。
共感していたミッションは、やがて「自分には何ができるのか?」という問いに変わり、これからその答えを探し続けていきたいと思えるようになりました。
入社前のワクワク感と未知への不安
入社前に感じたラグザスに対するワクワク感、それと同時に自分には何ができるのだろうかという未知への不安
想いの原点は「誰かの役に立って喜んでもらいたい」にあった
昔から「沢山の人の力になりたい」という漠然とした考えを持っていました。この想いは、大学生時代に所属していたイベント団体でファッションショーイベントを作り上げたことでより明確になりました。
イベントを通じて、沢山の人の夢や目標を一緒に実現できたやりがいと、それぞれのその後の人生の後押しになれたことへの喜びを感じ、漠然とした考えが「沢山の人の望む選択肢や可能性を広げる当事者になりたい、笑顔の輪を広げたい」と明確に変わっていきました。このような価値観を持ち就職活動をしていた時、ラグザスと出会い、これからの人生、仕事でも、その想いを体現できる会社がラグザスだと思ったので入社を決めました。
仕事を通してその想いを体現したいと思っていましたが、どう行動すれば近づけるのか?そもそも社会人とは?自分には何が成し遂げられるのだろう?という思いを巡らせる日々を、入社前は過ごしていました。実際に働いてみないと分からないことではありますが、どうやったら実現できるのか?を常に考えていて、想像できないことに不安を抱いていました。
ミッションを“知る”ではなく、“動かす”
3週間の研修を終えて見えた新たな未来
想像していた以上に濃密な3週間の入社後研修を通して、自分の中に新たな視界が開けていくのを感じました。不安に思っていた未来が、今ではラグザスとともに創り上げていく未来へのワクワク感に変わりました。
なぜ、ここまで気持ちが変化したのか?それは、研修を通して ――
ラグザスのミッションへの想いの強さ、そしてそのミッションを自ら実現していくという実行力と当事者意識の大切さに、心から共感し、自分自身の中にもそれが芽生えたからです。
‘‘ただの研修じゃない‘‘-ラグザスで感じたミッションのチカラ
どのような研修が行われたのか、3週間の研修についてご紹介します。
研修の概要は以下になります。
〈研修概要〉
- Mission・Vision・Value(MVV)研修‐ラグザスについての理解を深めるとともに、MVVは全ての意思決定の基準となっていることを学ぶ
- 社会人としての基本的な考えや求められることについて学ぶスタンス研修
- 社会人として必要なビジネスマナー研修
- ミッション実現に必要な要素である論理思考や、コミュニケーション力、本質を捉える力を養う研修
- ミッションである「今ここにない未来を創り出す」を具体的に考え体感する万博研修
様々な研修を受けた中で、その中でも印象に残った2つの研修の内容と感じたことを紹介したいと思います。
1つ目がMVV研修です。
ラグザスの根幹にあるMission・Vision・Value(MVV)への理解を深める研修を受けた後、私たちは26卒向けの会社説明を行う会社側と仮定し、学んだ内容を自らの言葉でアウトプットしました。
Mission(経営理念、目指すべき方向性を定めるもの):「今ここにない未来を創り出す」
Vision(ミッション実現に向けてするべきこと):「業界構造を変える、新たなマーケットプレイスを。」
Value(根底にある価値観):「新たな価値の創造と、関わり合う人が幸せになること」
MVV研修を通じて、私が最も強く感じたのは、「すべてのサービスがミッションに繋がっている」ということです。自分たちで新しいサービスを創り出すことは、想像以上に難しく、その過程の中で、「お客様の困りごととは何か?」という本質を捉え、ミッション実現への手段を自ら掴みにいけるワクワクを感じました。
サービスの先には、必ずお客様や社会がいます。その先にきちんと届いてこそ、私たちのミッションが実現するのだと強く実感しました。“きちんと届く”とは、単にお客様の課題を解決することだけではありません。それが長期的に利用され、社会に価値を提供し続けることが重要であると気づくことができました。ラグザスでは、新しいサービスを「ただ創り出す」こと自体に意味があるわけではなく、既存のサービスを通じてお客様に価値を届け、その結果、新たな課題が生まれたときにそれを解決すべく、次の事業を創り出しています。
例として、事業サービスの1つであるプログラミングのオンライン学習サービス忍者CODEを受講していただいたユーザーから、身につけたスキルを転職活動で活かしたいが苦戦しているという悩みを解決すべく、新たにHUGANという転職支援サービスが展開されました。
新たな価値を創造し提供し続ける、このプロセスを繰り返すことで、お客様や社会の課題解決=ミッション実現へと繋がっていく。研修を通じて、この一貫性を感じることができ、ラグザスが存在する理由を深く理解することができました。
2つ目に印象に残った研修は万博研修です。
目的としては、ラグザスが掲げている「今ここにない未来を創り出す」というミッションを当事者となり創り出すために、今回大阪万博では未来が見える!ということで未来見学に行ってきました。
各グループに分かれ、①未来会議、②未来見学、③未来会議という流れの研修でした。
‐流れ‐
①未来会議【未来の仮説を立てる】
「10年後どんな未来になっていそうなのか」という問いからスタート。
各グループに分かれて、行ってみたいパビリオンを1つ決定し、その分野の未来の仮説を立て、万博当日の見学の目的やプランをグループで計画しました。
各グループで万博当日のプランを計画したり、未来の仮説を立てている様子。
②未来見学【仮説との答え合わせ、現状を捉える】
各グループで設定した仮説に沿ってパビリオンを見学。
仮説が実現しつつあるのか、まだ遠い未来なのか、現状と理想のギャップを体感しました。
パビリオンを訪れ、未来の技術を体験している様子。
③未来会議【見学後の再考と新たな未来を実現する】
見学内容を踏まえ、仮説の検証、10年後の未来像について再考。
想像する10年後の未来になった時、新たにどのような課題が生まれ、どんなサービス・商品があればさらに豊かな未来になりそうなのかをグループで話し合い、その後プレゼンテーション形式で他のグループと共有し合いました。
どんな未来になっていそうか、どんな製品・サービスが生み出されていそうかをグループごとで発表。
未来を創る覚悟が生まれた
MVV研修では ミッションの「理解」に重点があったのに対し、万博研修ではミッションを「実践・体感」する機会となり、当事者としてミッションを動かしていく意識へと明確に変化しました。
実際に未来を目の当たりにして生まれたワクワク感と、仮説と現実の間にあるギャップを知ったことで、コスト面の課題、技術的な難しさや現実的な課題にも目を向けることができました。
この研修を経て、自分自身が未来を創る当事者として動いていくことへの本気度が一層高まりました。
未来は誰かが創るものではなく、自らの行動の延長線上にある。今回の研修はそのことを強く実感させるものであり、「今ここにない未来」を動かすための第一歩を踏み出せたように思います。
ラグザスのミッションの先にある、未来の共創者として
ラグザスの社員となった今、伝えたいこと――
研修を終えて、ラグザスの未来にはより良い社会をつくり、お客様の満足を実現したいという思いが込められていることを、改めて強く感じました。その想いが実際に形として表れているのが、各事業や協賛活動、サステナビリティ活動だと思っています。また、その想いを実現するために、様々なアプローチを手段として提供していること、多領域・多事業を展開しているのは、お客様一人一人の課題や悩みにあらゆる角度から向き合おうとしているからなのだと学びました。
どこまでいってもすべてがミッションに通ずるという一貫性と体現性に、私自身非常にやる気が湧きますし、ミッションに対する共感、ワクワク、そして当事者意識がさらに強くなったのは、間違いなく3週間の研修を通じて得た学びがあったからだと感じています。
研修内容以外に、濃い3週間の研修を一緒に受けた同じ志を持つ同期の存在も大きかったなと実感しています。それぞれの価値観や目指したい未来に触れ合い、共通認識としてミッションの重要さを感じることができました。これからもっと大きな影響をラグザスに与え、社会全体が良くなっていく未来に近づくことができるのではないか、という自信につながりました。私だけでなく、同期全員が同じように感じたのではないかと思っています。
わたしにとっての「今ここにない未来を創り出す」とは
成長を創る当事者としてどんな一歩を踏み出したいか
これは入社式の日に掲げた私のビジョンになります。
このビジョンをいつまでも忘れず、ミッションに向けて今ここにない未来を創り出していきたいです。
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ミッションの実現に向けて、共に挑戦し成長してくださる方のご応募心よりお待ちしております。
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