「ゼロ」から共に創り上げる。つるんつるん史上初、企業×学生共創プロジェクトを実施

イントロダクション  ラグザス株式会社は、2025年11月22日(土)~2026年2月23日(月・祝)までの94日間、グランフロント大阪 うめきた広場で開催された「ウメダ☆アイスリンク つるんつるん」への特別協賛を実施し […]

イントロダクション 

ラグザス株式会社は、2025年11月22日(土)~2026年2月23日(月・祝)までの94日間、グランフロント大阪 うめきた広場で開催された「ウメダ☆アイスリンク つるんつるん」への特別協賛を実施しました。 

今回の取り組みでは、「訪れた人の記憶に刻まれる体験価値を生み出すこと」、そして「一過性ではない地域のにぎわいにつなげていくこと」を実現すべく、初の試みとなる、学生とともに企画構想から実装までを進める共創型プロジェクトを展開しました。 

本記事では、どのようにプロジェクトを構想し、学生とともに価値を形にしていったのか。実現までのプロセスとともに取り組みの全貌をご紹介します。

共創プロジェクトの取り組みについて 詳しくはこちら

「ゼロ」から共に創り上げる。つるんつるん史上初の企業×学生共創プロジェクト 

今回のプロジェクトの特徴は、企業が企画を設計し学生が参加する取り組みではなく、企画の構想段階から企業と学生がともに議論し、「ゼロ」から企画そのものを創り上げていった点にあります。

私たちが本プロジェクトで目指す「持続的な地域活性化」の実現には、企業単独の取り組みだけで完結するものではないと考えています。未来を創り上げる新たな担い手や、挑戦につなげていくためにも、企業単独ではなく、社会課題に向き合い、当事者として未来を切り拓こうとする人とともに取り組むことが重要だと考えています 

そうした考えのもと、今回のプロジェクトでは、関西大学の学生団体「KU NEXPO」とタッグを組み、「ゼロからともに創る」という形でプロジェクトを推進しました。企業が設計した企画を学生が実行するのではなく、正解や前例のない状態から、企画そのものを共に議論し、互いの視点や強みを掛け合わせながら構想を練り上げていくプロセスです。準備期間は約3か月。目的の言語化から企画設計、実行体制の構築に至るまで、幾度となく議論を重ねました。 

関西大学「KU NEXPO」
大阪・関西万博に向けた活動を起点として誕生した関西大学の学生団体。万博の開催や終了を一つの節目としつつも、その熱量を一過性のものとして終わらせるのではなく、次の世代や地域へと引き継いでいくことを目指し、活動の在り方そのものをアップデートしてきました。現在は、「万博のレガシーを次の世代へつなぎ、大阪をさらに面白い街へ」というテーマのもと、地域活性化に正面から向き合っています。 

準備期間は約3か月。大阪の中心を舞台にゼロから創り上げる、地域活性化プロジェクト 

前章でご紹介したように、本プロジェクトは「持続的な地域活性化」という目的のもと、従来の枠組みを超えた「ゼロからの共創」という形で進められました。では、このプロジェクトはどのようなプロセスを通じて実現していったのでしょうか。ここからは、準備期間約3か月の中で進められたフェーズごとの取り組みについてご紹介します。 

―【フェーズ1】共通目的の確立 

本プロジェクトの最初のステップとして位置づけたのが、「共通目的の確立」です。企業と学生が協働し、共創プロジェクトを推進していくためには、まず互いの価値観や視点を理解し、同じ方向を見据えることが不可欠だと考えました。

そこで、まず取り組んだことは、プロジェクトの軸となる「共通目的」の言語化です。本プロジェクトのゴールとして、「誰に」、「どのような状態になってほしいのか」という問いを設定。参加メンバー全員がそれぞれの考えを出し合い、それらをグルーピングしながら整理することで、プロジェクトの方向性を明確化していきました。 

議論の結果、本プロジェクトの共通目的は「できるだけ多くの人を笑顔にすること」に定まりました。 

対象とするのは、特定のターゲットではなく、会場を訪れる「すべての来場者」です。年齢・国籍・性別を問わず、多様な人々が同じ空間で体験を共有する場所だからこそ、特定の層に限定するのではなく、「すべての来場者」を対象とする方針としました。そして、その人々に実現したい状態は、「ワクワクする感情」「自然と生まれる笑顔」「楽しいと感じる体験」。こうしたポジティブな感情を生み出す場を創出することが、本プロジェクトの原点となる目的として定義されました。

―【フェーズ2】企画アイデアの発散とグルーピング 

フェーズ1で共通目的として定義された「できるだけ多くの人を笑顔にすること」。フェーズ2では、この目的をどのような体験として実現していくのかを検討するため、企画アイデアの発散と整理に取り組みました。 

まず行ったのは、共通目的を軸としたアイデアの発散です。「来場者の体験価値を最大化させるためには、どのような体験があればよいのか」という問いを起点に、参加メンバー一人ひとりが自由にアイデアを出し合い、思考の幅を広げていきました。学生ならではの柔軟な発想力からは、「縁日」や「マッチングゲーム」など、多様なアイデアが次々と生まれ、会場の可能性を広げる数多くの企画案が提示されました。

次に行ったのが、発散されたアイデアを整理するためのグルーピングです。単に数多くのアイデアを並べるのではなく、体験価値という観点から企画を整理することで、プロジェクト全体の方向性を構造化していきました。 

まず、来場者の行動導線を基準にアイデアを整理した結果、企画は大きく「リンク内」「リンク外(つるんつるん会場内)」「つるんつるん会場外」という三つの領域に分類されました。さらに「リンク内」のアクティビティについては、来場者の体験価値に着目し、「ゲームを楽しむ」「食を楽しむ」「会話を楽しむ」という三つの体験軸に整理されました。 

こうした整理を通じて、「来場者にどのような体験価値を提供するのか」という視点を軸にアイデアを構造化し、プロジェクトの戦略的な方向性を明確化することで、次のフェーズである企画の具体化へとつなげていきました。 

―【フェーズ3】企画決定と体験設計 

フェーズ2で整理された企画アイデアをもとに、フェーズ3ではプロジェクトの方向性を最終的に決定し、来場者体験として具体化するプロセスに取り組みました。 

議論の中で重要な判断軸となったのは、「すべての人が楽しめる体験であること」「スケートを楽しみに来ている来場者の体験価値をどのように高めるか」という二つの観点です。年齢や国籍を問わず誰もが参加できること、そして来場者にとって最も大きな目的である “スケート体験”そのものを損なうことなく、むしろその魅力をさらに高める企画であること。この二つの視点を軸に議論を重ねた結果、本プロジェクトでは「リンク内アクティビティ」を中心とした企画設計を進めていく方針が定まりました。 

その中でも特に注目したのが、「ゲームを楽しむ体験」と「会話を楽しむ体験」です。スケートという非日常の体験に、さらに参加型の仕掛けを加えることで、来場者同士の交流や今までにない体験価値が生まれるのではないか。こうした発想から、リンク内で展開する参加型企画として「謎解きゲーム」のアイデアが具体化していきました。  

土日を中心に家族連れや子どもたちの来場が多いという特性も踏まえ、スケートを滑りながらすべての来場者が気軽に参加できること、そして体験をきっかけにリンク内で自然とコミュニケーションが生まれること、この2点にフォーカスを当て企画内容は構成。単に滑るだけではない、新たなつながりや挑戦の機会を生み出すきっかけとして設計されました。 

―【フェーズ4】企画の実装 

フェーズ3で企画の方向性と体験設計が決定したことを受け、フェーズ4ではプロジェクトの実装に向けた具体的な準備と実行体制の構築に取り組みました。 

本フェーズでは、企画を円滑に実現するため、プロジェクトメンバーを「運営班」と「広報班」の二つのチームに分け、それぞれの役割に応じた取り組みを進めました。 

まず運営班では、イベント当日の体験を支える運営設計を中心に検討を進めました。必要となる備品の選定や調達に加え、リンク内アクティビティを安全かつスムーズに運営するためのオペレーション設計など、当日の運営方法について具体的な検討を重ねました。こうした準備のプロセスにおいても、学生メンバーも主体となって議論や設計に参加し、現場視点を踏まえながら運営体制を構築していきました。 

一方、広報班では、本プロジェクトの趣旨や背景を広く発信するための広報戦略を推進しました。SNSを活用した告知に加え、外部メディアへのアプローチを行い、イベント単体の情報発信にとどまらず、本プロジェクトが目指す「地域活性化」というテーマそのものを社会に届けることを重視しました。企業と学生が共創しながら大阪のまちに新たな価値を生み出そうとするプロジェクトの背景や意義を中心に発信し、「一日限りの企画」として終わらせるのではなく、大阪のまちをより魅力的にしていく地域活性化プロジェクトとして位置づけ、その価値を社会に広げていく広報活動を展開しました。 

こうして運営と広報の両面から準備を進めることで、プロジェクトは実行フェーズへと着実に歩みを進めていきました。 

ラグザス×関西大学学生「共創プロジェクト」が生み出す価値  

約3か月にわたる準備期間を経て、企業と学生が共に構想し、形にしてきた本プロジェクト。今回が初の試みとなりましたが、企業が持つ企画設計力と、学生ならではの柔軟なアイデアが掛け合わさることで、これまでにない企画価値を生み出す取り組みとなりました。 

本プロジェクトは、単なるイベント施策として企画されたものではありません。企業と学生が構想段階から議論を重ね、地域社会に新たな価値を実装することを目的とした共創プロジェクトとして進められました。 

イベント当日、リンク内で実施した参加型企画には約500名の来場者が参加。来場者同士が自然に関わり合い、同じ空間を共有する中でコミュニケーションが生まれ、イベント実施にはとどまらない新しいつながりや、来場者一人ひとりの記憶に残る体験価値を生み出しました。 

さらに企業と学生が構想段階から共に思考し、社会に対してどのような価値を生み出せるのかを模索しながらプロジェクトを推進する。その中で議論を重ね、ゼロから企画を形にしていくプロセスは、学生自身が次なる未来を切り拓く「当事者」としての意識を醸成するうえでも、大きな意味を持つプロジェクトとなりました。 

今後も、ラグザス株式会社は「今ここにない未来を創り出す」というミッションのもと、事業成長に留まらず、新たな可能性を切り拓くために様々な活動を展開してまいります。